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大アーティスト
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その名の通り。 大演奏家たちの、どういうわけか見過ごされてしまっている不遇な音源を紹介する特集。 廃盤になるのが早いこの業界、こういう特集でその存在をきっちり押さえておいていただければ。 今回は1963年のチェリビダッケ。スイス・ルガーノに残された《未完成》と《くるみ割り人形》です。 ※在庫数には限りがあり、完売の際はご容赦を。 |
もう手に入らないと思っていたERMITAGEの1枚。 なんと、思いがけないところから在庫を発掘しました。 ////////////////////////// チェリビダッケといえば晩年のミュンヘン・フィルとの巨大な音楽。 どこまでも響きを聴き抜くような、ゆったりとしたテンポ。 ところが、ここに収められたのは1963年6月14日、スイス・ルガーノでのライヴ。 まだ50歳。 晩年のイメージとはひと味違う、壮年期のチェリビダッケ。 そして、このCDには忘れられない「発見の物語」があります。 音楽評論家・許光俊氏が、ベルリンの中古レコード店で偶然見つけたという一枚。 当時の演奏会に失望(絶望?)していた許氏は、ホテルでこのCDを聴き、その鮮烈な演奏に心を動かされます。 その体験は、HMVへの特別寄稿「許光俊の言いたい放題」第11回『やっぱりすごいチェリビダッケ』に詳しく綴られています。 まずシューベルトの《未完成》。 鋼鉄線のごときおそるべき緊張感。 でもその向こうに聞こえてくる妖しき魔術。 そしてチャイコフスキーの《くるみ割り人形》。 《ロシアの踊り》はムラヴィンスキーを連想させる激しさ。 《花のワルツ》はひとつの大きな終着点へ突き進む交響曲のよう。 そして《アラビアの踊り》はけだるく、官能的で、どこか退廃的な気配。許氏は、実はこの曲こそが最も魅力的だと語っています。 録音は1963年のモノラル・ライヴ。もちろん現代の高音質録音とは異なります。 でも許氏も音質に留保をつけながら、注意して聴けば音楽の情報は十分に伝わってくると記しています。 その1991年にERMITAGEから発売されたこの録音。 もうすでに手に入らないと思っていたのですが、ほんとに偶然在庫を発掘。 許氏がベルリンの中古ショップで見つけたように。 大演奏家の「埋もれた演奏」を聴く。 今回は、50歳、オーケストラを極限まで追い込み、音楽を燃え上がらせる、壮年期のチェリビダッケ とくに「くるみ割り」は聴いておいて損はないと思います。 |
![]() 参考画像 (旧ERMITAGE盤 ERM 114-2) 【メール注文用:**AB ERMITAGE ACB 602 \1790 チェリビダッケ/シューベルト《未完成》、チャイコフスキー《くるみ割り人形》】 ERMITAGE ACB 602 \1790 |
シューベルト: 交響曲第8番(第7番)ロ短調 D.759《未完成》 第1楽章 アレグロ・モデラート 第2楽章 アンダンテ・コン・モート チャイコフスキー: バレエ組曲《くるみ割り人形》Op.71a 小序曲/行進曲/こんぺい糖の精の踊り/ ロシアの踊り/アラビアの踊り/中国の踊り/ 葦笛の踊り/花のワルツ |
セルジウ・チェリビダッケ(指揮) スイス・イタリア語放送管弦楽団 |
録音:1963年6月14日、ルガーノ、ライヴ(モノラル) 関連旧盤番号:ERM 114-2 1963年、壮年期チェリビダッケの緊迫した《未完成》と、異様なほど熱い《くるみ割り人形》。 親しみやすい名曲の奥から、知らなかったチェリビダッケが現れる。 ※歴史的モノラル・ライヴ録音につき、音質には時代相応の制約があります。 |
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